近況

一口馬の近況です。




ゴルディオン

2016/10/5 (引退)
★10/2(日)阪神・兵庫特別(芝2400m・混)坂井瑠星騎手 結果13着
レース中に両鼻から出血を発症し、運動誘発性肺出血が確認されたため、栗東トレセンで昨日、精密な内視鏡検査を行いました。
肺からの出血が思いのほか多量で症状が重く、診療所の獣医からは、競走復帰には数ヶ月単位ではなく約一年以上の長い休養期間が望ましいとの見解を受けました。運動誘発性肺出血は、一度発症すると強い運動をする度に再発を繰り返す可能性も高いため、現状の結果とそのような状況を踏まえ宮調教師と協議を重ねた結果、大変残念ではありますが、ここで現役を引退することが決定いたしました。本日5日(水)に競走馬登録の抹消手続きを済ませています。出資会員の皆様には追って書面にてご連絡させていただきます。尚、今後は福島県の乗馬クラブで療養後、乗馬に転向する予定です。
「直線を向いてからの脚色やフォームの乱れに異常を感じ、ゴール入選後に競馬場の獣医と状態を確認したところ、検量室前に上がってきた際には両鼻からかなり多量の出血が見られました。デビュー当初から脚元にゴツゴツした感じを抱えていましたが、徐々にその硬さも解消してきて、ようやく馬も力を付け始めたところでしたので、ここで現役引退を余儀なくされることは出資会員様に誠に申し訳ない気持ちで一杯です。残念という言葉では言い表せないものがあるかと存じます。このような良血馬を預託していただいたのに、期待に応えられず大変申し訳ありません」(宮徹調教師)
2016/10/2 (阪神競馬場)
馬体重:486kg
★10/2(日)阪神・兵庫特別(芝2400m・混)坂井瑠星騎手 結果13着
レース後、検量室前に上がってきた際に両鼻から出血しており、競馬場の診療所で内視鏡検査を行ったところ、運動誘発性肺出血が確認されました。
栗東トレセンに戻ってから、さらに詳しい検査を行う予定です。
「返し馬の感じからは、前走時よりも柔らかみが感じられました。道中は1000万のペースでもマイペースでそれほど離れずに追走ができたのですが、3角を過ぎてからは急に手応えが悪くなり、直線を向いてはフォームもバラバラになってしまいました。勝負服にもかなり鮮血が飛んでいましたので、直線は馬も苦しかったんだと思います」(坂井瑠星騎手)

2016/9/29 (栗東トレセン)
10/1(土)阪神・3歳上500万下(芝2400m・混)坂井瑠星騎手 非抽選
☆10/2(日)阪神・兵庫特別(芝2400m・混)坂井瑠星騎手
25日(日)に坂路コースで4ハロン55.6-41.2-27.5-13.6を単走で馬ナリに追われ、28日(水)にも坂路コースで4ハロンから併せ、52.4-38.8-25.4-13.0を稍一杯に追い切りました。「この中間もデキは変わらず好調子を維持できています。終いは一杯の手応えでも、坂路で4ハロン52秒台の自身ベストタイムが出せたように、ここにきて馬が力を付けてきているのは確かです。残念ながら500万のレースは出走間隔の順位で抽選にもならず、今回はさらに格上の1000万クラスに挑戦することになりました。斤量50kgが魅力とはいえ、未勝利馬の身で厳しい戦いになることは覚悟しています。それでもあえてここを使うのは、現状ゴルディオンにもっとも必要なのが、実戦での経験値だと思っている理由からですのでどうぞご理解ください」(宮徹調教師)




メルドオール

2016/10/7 (美浦トレセン)
★10/3(月)盛岡・シリウス賞(交流・500万下・芝1700m)村上忍騎手 結果4着
レース後も異常はありませんが、この後は美浦近郊の松風馬事センターで調整することになり、明日8日(土)に移動します。
「盛岡から帰厩後、まだスイッチが入ったままのようでテンションが高く、飼い葉の食いも今一つの状況です。来週の新潟開幕週を予定したいのはやまやまですが、これでは決してベストパフォーマンスはできないと思います。10日〜2週間程度の短期放牧でガス抜きとリフレッシュを図らせてください。10/29(土)新潟・500万下(芝2000m・若手)もしくは10/30(日)新潟・松浜特別(500万下・芝1800m・混)を予定したいと思います」(高橋祥泰調教師)

2016/10/3 (盛岡競馬場)
馬体重:430kg
★10/3(月)盛岡・シリウス賞(交流・500万下・芝1700m)村上忍騎手 結果4着
「敗因はスタートと不良馬場につきると思います。ゲートに入った瞬間、潜ろうとしましたからね。出遅れのロスを取り戻そうと、マクるタイミングを計っていましたが、軽い走りをするので、馬場に脚を取られて、なかなか上がっていけなくて、最後も直線残り100m手前で脚色が鈍ってしまいました。今日のところは能力でなんとか入着できた感じです。パンパンの良馬場で騎乗してみたかったですよ」(村上忍騎手)

2016/9/30 (美浦トレセン)
☆10/3(月)盛岡・シリウス賞(交流・500万下・芝1700m)村上忍騎手
27日(火)に坂路コースで4ハロン59.8-43.4-28.4-13.7を単走で馬ナリに追われ、28日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、53.6-38.5-25.3-12.4を強目に追い切りました。「今週出走予定の準OP馬との併せ馬でも遜色ない動きで、無事に最終追い切りを終えることができました。飼い葉も残さず食べていますし、前日輸送ですので、月曜日の盛岡では馬体が細く映ることはないと思います。岩手競馬リーディングジョッキーもおさえて、現状で出来る限りの手は尽くしました。転厩初戦から好結果を出せるよう、レースまでの残り時間もきっちり調整し、本番を迎えます」(高橋祥泰調教師)




メイズオブオナー

2016.10.05
メイズオブオナーは、栗東トレセンで軽目の乗り運動を消化。この中間に幾らか体温の上昇が認められ、もう少しの間は馬自身の状態に応じて調整を行ないます。ゲート試験の合格が当面の目標です。
・田代調教助手 「一旦は跨り始めたものの、10月2日(日)に熱発。輸送の疲れ等が出たのかも知れません。でも、3日(月)には平熱に。5日(水)は乗り運動を行なっています。なかなか堂々としたタイプ。コンディションを見ながら進めて行きましょう」

2016.09.29
メイズオブオナーは、9月29日(木)に栗東藤原英昭厩舎へ入厩しました。初めて経験する環境に慣れさせながら当面は1ハロン18秒前後のキャンターで仕上がり具合の把握に努める方針。ひとまずはゲート試験の合格を目標に調整を行ないます。
・田代調教助手 「9月29日(木)に厩舎へ。体温の上昇等にも見舞われず、無事に到着を果たしています。順調に調整が進んでいた・・・との報告は受けているものの、実際に本馬に触れるのは初めて。トレセンの環境に慣れさせつつ、焦らずに進める方針です」

2016.09.27
メイズオブオナーは、千葉・大瀧ステーブル在厩。ウォーキングマシン60分、ダートコース・ダク1200m→ハッキング1200m→キャンター2400m(1ハロン18〜20秒ペース)。9月29日(木)に栗東藤原英昭厩舎へ入厩の予定です。
・当地スタッフ 「天候不良の影響で馬場状態が今一つ。また、幾らかテンションが上がり気味だった点を踏まえ、その後は強目のトレーニングをセーブしています。9月28日(水)に馬運車が迎えに来る段取り。送り出す日まで緊張感を持って接したいと思います」





ロードソリスト

2016.10.05
ロードソリストは、10月5日(水)稍重栗東・坂路コースで1本目に58.1−42.9−28.2−14.0 馬なりに乗っています。併せ馬では馬なりの相手に0秒1先行して0秒2先着。短評は「坂路コースで入念」でした。体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
・橋田調教師 「10月5日(水)はラストまで手綱を抑えた状態で坂路頂上へ。前向きな気性の持ち主ですね。徐々にピッチを上げて行く予定ながら、具体的な目標を挙げるのは今しばらく本数を重ねてから。馬の状態に合わせつつ進めるがベターだと思います」
≪調教時計≫
16.10.05 助手  栗東坂稍1回     58.1 42.9 28.2 14.0  馬なり余力 坂路コースで入念
         スズカマイゲスト(2歳未勝利)馬なりに0秒1先行0秒2先着

2016.09.29
ロードソリストは、9月28日(水)稍重栗東・ダートEコースでゲート試験に挑戦。ゲートから13.4−14.5 馬なりに乗っています。結果は合格でした。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、体調、条件、出走状況等を踏まえながら目標のレースを決めます。
・橋田調教師 「9月28日(水)にゲート合格。先週の時点では前扉が開く音に驚いていたものの、試験では落ち着いた対応でポンと出てくれましたね。練習を始めて1週間でのクリア。順調でしょう。レース出走を目指して、このまま厩舎で調整を続ける予定」
≪調教時計≫
16.09.26 助手  栗東坂重1回     57.6 41.9 27.2 13.6  馬なり余力 坂路コースで入念
         スズカメジャー(2歳新馬馬なりに0秒3先行0秒1遅れ
15.09.28 助手  栗東E稍            13.4 14.5  ゲートなり




ブライトメモリー

16.10.05
UPHILL在厩。現在は、おもに坂路にてハロン16〜17秒ペースのキャンターを1本。先週末より、週2回の速めを開始しています。
「普通キャンターレベルを苦にしませんでしたので、この中間より14−15を交えながら。引っかかるほど前向きではなかったり、トモなどに緩さを残していたりと、まだ子供っぽい印象を受ける本馬ですが、変なクセがなく、順調にトレーニングを進められるのは大きいですよね。完成期はもう少し先の馬かもしれませんが、その分、奥があるということ。これからの成長と共に、良さに磨きがかかってくるものと思われます」(木村マネージャー)





レディバラードの15

2016.09.15
レディバラード'15は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン30分、放牧20時間。8月31日(水)測定の馬体重は479kg。
・当地スタッフ 「牝馬ながらボリューム十分。レディバラードの仔らしく、馬格に恵まれたタイプです。スピードとパワーを備えた父ロードカナロアとの組み合わせ。力強い走りを見せてくれるのでは・・・」




マツリダワルツの15

2016.09.15
マツリダワルツ'15は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン30分、放牧20時間。8月31日(水)測定の馬体重は429kg。
・当地スタッフ 「段々と逞しい身体つきに。ここ数ヶ月での成長ぶりが目を引く1頭ですね。半兄ロードクエスト京成杯オータムH(GⅢ)を制して重賞2勝目。本馬への期待も一段と高まります」