近況

一口馬の近況です。



メルドオール

2015/9/17 (栗東トレセン)
☆9/21(祝)阪神・3歳未勝利(芝1800m・混)鮫島良太騎手
16日(水)に坂路コースで4ハロン53.5-39.1-25.6-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間、右トモの動きがバランス的に若干鈍いようにも映りましたが、普段乗っている助手や最終追い切りをつけた鮫島良太騎手は『まったく問題なく、一度使って順調に良化している』とコメントしていました。以前は坂路コースで時計の出にくいタイプでしたが、今週も楽に馬ナリで好時計をマークできたように、ここにきてようやく非力な面が解消してきた印象を受けます。そのため、一瞬はメンバー層の薄くなるダート戦を使うことも少々頭にちらついたのですが、初志貫徹で芝のレースに投票しました。最後に組まれた芝の番組で、優先権所持の馬が半数を超える出走メンバーとなりましたが、同じ未勝利の立場では力が上の存在だと思っています。鞍上も前回は調教でのイメージと実戦での感触に道中戸惑った感が窺えましたが、二度目の騎乗でそれも十分掴んでいるはずです。枠だとか馬場状態だとか泣き言の通用しないラストチャンスとなりますので、何としてでもモノにしたいですね」(昆貢調教師)

2015/9/10 (栗東トレセン)
★9/6(日)小倉・3歳未勝利(芝1800m・混)鮫島良太騎手 結果3着
「非力なこの馬にとって、前日夜からの雨で重くなった馬場は不利と感じていましたが、思っていたよりも無難にこなせていましたね。久々の実戦ということもあって、レース後は息の入りが遅かったですし、叩いた次はもっと良化が見込めるでしょう。馬体や脚元にも異常はなく、今朝から坂路に入れて乗り始めています。優先権がありますので次走は中1週で9/21(月・祝)阪神・3歳未勝利(芝1800m)を考えており、希少な芝の番組で当然どの馬も狙って獲りにくるためメンバーは揃うと思われますが、こちらもラストチャンスに賭ける仕上げで臨みます」(昆貢調教師)

2015/9/6 (小倉競馬場)
馬体重:434kg
★9/6(日)小倉・3歳未勝利(芝1800m・混)鮫島良太騎手 結果3着
「レース前の極度な入れ込みも見られず、今日はゲートも上手に出れました。位置取りはほぼイメージ通りでしたが、1〜2角で頭を上げて力みがちに走ってしまっていたのは久々が影響したと思います。未勝利戦にも関わらず、前が楽をするような展開となり差し届きませんでしたが、距離はこのくらいで問題ありません。調教や実戦で跨った手応えからは、小倉の小回りコースや馬場状態よりも阪神競馬場の方が向く感触ですので、あまり後ろからでなく今日くらいの位置で競馬ができれば次こそ期待できると思います」(鮫島良太騎手)




パラヴィオ

2015/9/17 (美浦トレセン)
13日(日)にWコースで4ハロンから併せ、59.8-43.5-15.6を馬ナリに追い切りました。また、16日(水)にもWコースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、55.6-40.7-13.0を馬ナリに追い切りました。「やっていくうちに脚元にゴトゴトした感が出てきたり、少し咳をしたりと体調面でもまだ安定してこない面は見られるものの、入厩して間もないですが水準レベルには動けています。もう1〜2本速めを追い切ってみてどれだけ動けるかで判断するつもりですが、間に合うようなら10/3(土)中山・2歳新馬(芝1600m・牝)を田辺裕信騎手で予定しています」(国枝栄調教師)

2015/9/10 (美浦トレセン)
5日(土)に美浦国枝栄厩舎へ入厩しています。
本日10日(木)にゲート試験を合格しました。
「先週末に入厩してきて、今週は火曜日からゲート練習主体のメニューで調整。入りや駐立、出もスムーズで手こずることなく一発で試験を合格してくれました。明日から本格的に乗り進めていきますが、大人しくて素直な性格だし順調に行けばそれほど時間はかからずデビューまで持っていけるかもしれませんね。10/3(土)中山・2歳新馬(芝1600m・牝)もしくは10/10(土)東京・2歳新馬(芝1600m・牝)あたりを目標に進めていきます」(国枝栄調教師)




ゴルディオン
現在は馬場1周と坂路2本を18〜20秒ペース(週に2回は12〜15秒ペース)のメニューで調整中です。1ハロン12秒台の時計も楽々と出せるようになり、馬体はさらに迫力が増し、春とは別馬のような成長を見せています。期待が高い馬だけに中途半端な状態で送るのは控えたいと考えており、さらに体力面の強化を図り、芯に力を備えさせてから移動させる予定です。求められるものが高い馬なので馬の状態に応じてプランを組み立てたいと考えています。