近況

一口馬の近況です。




2014.06.25
ロードシュプリームは、レース後も特に異常は認められません。現在は心身のリラックスに重点を置いた調整。馬自身の状態に応じて追い切りを行ない、8月9日(土)新潟・障害3歳上オープン・混合・芝2850mに石神騎手で予定しています。
・久保田調教師 「無事に美浦へ戻りました。平地競走と比較するとやはり負担が大きく、入障後は稀に脚元が浮腫む場合も。でも、丹念にケアを行なっており、取り立てて不安は生じていませんよ。2回新潟の2週目が新たな目標です。状況に応じて短期放牧を挟むかも」

2014.06.23
ロードシュプリームは、6月22日(日)東京4R・障害3歳上未勝利・混合・ダート3000mに石神騎手60kgで出走。14頭立て3番人気で1枠1番から道中を1、1、1、1番手と進み、直線では内を通って0秒8差で優勝。2勝目を飾りました。馬場は良。タイム3分21秒8、上がり39秒6。馬体重は10kg増加の520kgでした。
・石神騎手 「追い切りで具合の良さを確認。勝ちを意識して本番へ臨みました。先行策は作戦通り。普通は4つぐらい飛んだあたりでハミが抜けるのが殆んどなのですが、ロードシュプリームの場合は途中で落ち着くかな・・・と思っても、逆にグングン行ってしまいますね。元々、難しいタイプとは言え、今日は上手に運べぬ形。馬自身がしっかりしているからひっくり返らなかっただけで、最後のジャンプは本当に危なかったと思います。新潟から東京競馬場へ舞台を移し、初めての大きな障害に気を使う面が感じられたものの、実戦を経て慣れが見込めるはず。その他にもまだ修正を施すところだらけで伸びシロは十分でしょう。また、最近の攻め馬では5ハロン70秒に合わせられるようになったのは、これまでに厩舎スタッフや牧場で教え込んだモノが生きているのでは・・・。馬具全般に詳しい久保田調教師のアドバイスを受け、ハミを変えたのもプラス。今の種類は一番コントロールが利いていますね」
・久保田調教師 「インコースで揉まれるのを避け、ある程度のスタートが決まれば前へ行ってしまおう・・・とジョッキーと話していました。絡まれずにマイペースで運べたのが勝因でしょうね。しかし、最後の方はヒヤヒヤ。飛びはまだ全然・・・と言った感じです。それでも本格的な障害が設置されたコースに対応。現時点では中山は微妙かも知れませんが、幸い、福島、新潟と続きますからね。以前のように直線を向いて止める部分が無くなった他、何よりも障害に向かって行く気持ちの強さはジャンパーとしての優れた資質でしょう」
≪2014年6月22日 東京4R 障害3歳上未勝利(混) ダ3000m 良 14頭≫
1着ロードシュプリーム 60石 神 3.21.8    (1・1・1・1)39.6 520kg+10kg
2着レッドキングダム  60西 谷 3.22.6 5  (8・7・2・2)39.9 468kg−6kg
3着ホッコーゼニト   60難 波 3.23.2 3.1/2(8・8・5・4)40.2 468kg−4kg


これがなんと今年のロード勢JRA初勝利とは・・・。




2014.06.24
キャトルフィーユは、滋賀・グリーンウッドトレーニング在厩。ウォーキングマシン90分、ウッドチップ坂路コース・キャンター650m×2本(1ハロン15〜20秒ペース)。
・当地スタッフ 「15−15を始めてからも反動は見られません。脚元も落ち着いており、順調に来ている感じ。今後も週2回の割合で課して行こうと思います。さほど見た目には変わらぬものの、馬体重も500kg近くまで到達。このリズムで運べればOKでしょう」




ゾネブルム
2014/6/27 (美浦トレセン)
中間も松風馬事センターで順調に調整され、美浦堀井雅広厩舎に本日入厩しました。「障害の初期調教と基本ベースの乗り込みを育成場でおこなってもらいましたが、右前や左トモにウイークポイントがあるとの報告を受けています。体つきは立派ですが、踏み込みの甘さからもまだだいぶ緩い印象を受けますので、体幹強化もイメージしながらレースに向けて進めていきます」(堀井 雅広 調教師)




メルドオール
2014/6/26 (栗東トレセン)
馬体重:428kg
26日に坂路コースで4ハロンから併せ、56.0-40.3-26.5-13.7を一杯に追い切りました。「馬体重が420キロ台と小柄で、坂路で時計が出ないように動きもまだ全体的に非力な印象を受けますが、調教を積んでいけば芯も入って変わってきそうな雰囲気を持っています。まだまだ伸びシロを残しているようですので、素質の芽を積んでしまうことのないよう精神面にも気を配りながら進めていきます」(昆 貢 調教師)