近況

一口馬の近況です。



パラヴィオ
2015/2/27 (オカダスタッド)
馬体重:458kg
現在は坂路1〜2本を18〜20秒ペースのメニューで調整中です。着実に基礎体力も備わってきたことから、この中間からペースを上げて乗り込んでいます。だいぶコントロールが利くようになり、力んで走る場面も少なくなってきました。馬体にはまだ伸びしろが残っていますが、現時点でもレベルの高い走りを見せているだけに今後のさらなる成長がとても楽しみです。無理はさせずに育てていきたいと考えていますが、この調子で乗り込むことができれば早期始動も可能と言えるでしょう。

2015/2/14 (オカダスタッド)
引き続き坂路1〜2本を20〜22秒のメニューで調整中です。昨夏と比べると心身ともに著しい成長を見せており、父譲りの豊かな成長力を見せています。馬体に幅が出て厚みが増してきましたが、まだまだ成長の余地を残しているだけに今後どういう風に進化するのかとても楽しみです。行きっぷりが良く、気持ちが先走ってしまう一面があるのでペース配分を上手くコントロールできるように教え込んでいきます。

2015/1/30 (オカダスタッド)
馬体重:454kg
引き続き坂路1〜2本を20〜22秒のメニューで調整中です。見事なまでに発達した後肢は迫力十分で、牡馬顔負けの豪快な走りを披露しています。本馬のデキの良さや成長ぶりを見ていると、「今年もこの配合を施したい」との思いが強くなってきました。卓越したスピード能力を武器に活躍してくれそうな印象なので、今後のさらなる成長がとても楽しみです。

2014/12/29 (オカダスタッド)
馬体重:460kg
現在は角馬場で体をほぐした後に坂路1〜2本を20〜22秒のメニューで調整中です。体付きにボリューム感が増し、俊敏かつ、力強い動きを披露しており、騎乗開始後さらに評価が上昇してきました。新装された朝日杯フューチュリティーステークス(G1)をダノンプラチナで制した国枝栄調教師も期待を寄せている1頭なので、その思いに応えられるようにまずはしっかりとした土台を作り上げていきます。

2014/11/28 (オカダスタッド)
馬体重:467kg
当初は繊細さを覗かせていた本馬ですが、心配は杞憂に終わり、馴致も滞りなく終えることができました。肉体的にも一目で分かるぐらいの成長を遂げており、バネとスピード感のあるフットワークで坂路を駆け上がっています。特に後肢の発達ぶりは目覚ましく、期待度はさらに高まってきました。今後もしっかりと乗り込んで基礎体力を養っていきます。

2014/10/31 (オカダスタッド)
馬体重:450kg
土壌の強固なえりもでの夜間放牧は今時期の1歳馬にはハードと言っても過言ではありませんが、そうした状況で過ごしてきたことでメンタル面、フィジカル面の双方において顕著な進化が伺えます。素軽い走りでスピードとキレを感じさせているので期待は高まるばかりです。父マツリダゴッホを育てた師の元でグランノーヴァとともに厩舎を盛り上げ、父の評価を高める活躍を見せてくれることでしょう。

2014/9/30 (えりも分場)
馬体重:418kg
現在は夜間放牧をおこなっています。やや繊細な性格で敏感な面も見られますが、慣れてくればすぐに順応できるので現時点で大きな不安材料とは考えていません。放牧地に放たれた瞬間に真っ先に駆けていく姿からはサンデー系特有の瞬発力を感じさせます。まだ成長途上でアンバランスな体付きですが、完成時には魅力的なボディへと変貌していることでしょう。あと2週間ほどでオカダスタッドに移動し、夜間放牧と並行して馴致をおこなう予定です。





メルドオール
2015/2/26 (栗東トレセン)
★2/21(土)京都 3歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手 結果3着
「四角で上手に外へ持ち出し、最後もシッカリと伸びてはいるのですが、位置取りの差でしょうね。非常に惜しい競馬でした。馬体重こそ変わっていませんでしたが、前走よりも気持ちが入っていましたし、ようやく力をつけてきたなという印象です。ここ2走の内容からメドは立っているので、次こそ決めたいと思います。次走についてもあまり間隔は詰めずに、優先出走権のある期間内で使えればと考えています」(昆貢調教師)

2015/2/21 (京都競馬場)
馬体重:436kg
★2/21(土)京都 3歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手 結果3着
「ようやく競馬になってきたなという印象です。前走が前に行きすぎた感もあったので、今日は内枠でもジックリと脚をタメて乗りました。直線でスムーズに外に出せた際は、これならという手応えだったのですが、最後は少し甘くなってしまいましたね。パドックや返し馬から気が入りっぱなしで落ち着きがなかったので、そういう面が解消してくればもっと力を出せると思います。距離はマイルでも問題なかったし、京都よりも阪神コースの方がより向いているタイプだと思いますよ」(四位洋文騎手)





2015.02.25
キャトルフィーユは、レース後も特に異常は認められません。牝馬の引退期限が差し迫った状況を踏まえて今後について調教師と意見を交えた結果、中央競馬の登録を抹消する方針が決まりました。長い間ご支援を下さいまして誠に有り難うございました。
・角居調教師 「牡馬を相手に最後まで精一杯の走り。もう1つ何とか重賞タイトルを・・・と取り組んで来たものの、それが叶わずに申し訳ない気持ちです。当初の打ち合わせ通り、これで登録抹消の予定。長い間、本当に頑張ってくれました。きっと良い仔を産んでくれるのでは・・・」

2015.02.23
キャトルフィーユは、2月22日(日)小倉11R・小倉大賞典(GⅢ)・国際・芝1800mにD.バルジュー騎手55kgで出走。16頭立て5番人気で5枠10番から平均ペースの道中を8、7、5、3番手と進み、直線では外を通って0秒4差の4着でした。馬場は重。タイム1分48秒7、上がり36秒9。馬体重は2kg減少の466kgでした。
バルジュー騎手 「持ち味を生かすべく、前々で積極的に・・・との指示を踏まえて運びました。重たい馬場は大丈夫。パワー十分で高い能力を秘めるのも確かでしょう。ただ、合図を出してからスピードに乗るまで幾らか時間を要すタイプ。そのあたりを考えると、忙しい小回りよりも広いコースの方が合うかも知れません。これが引退レースとの話ながら、まだまだ活躍が見込めそう。本当に惜しいな・・・と思うぐらいです」
≪2015年2月22日 小倉11R 小倉大賞典(GⅢ)(国際) 芝1800m 重 16頭≫
1着カレンブラックヒル 58秋 山 1.48.3    (2・2・1・1)36.9 482kg+4kg
2着コスモソーンパーク 56丹 内 1.48.4 1/2  (13・12・8・4)36.5 486kg 0kg
3着ダコール      57藤岡佑 1.48.5 1/2  (15・15・13・9)36.2 472kg−16kg
4着キャトルフィーユ  55バルジュ1.48.7 1.1/4(8・7・5・3)36.9 466kg−2kg