近況

一口馬の近況です。



パラヴィオ
2015/3/13 (オカダスタッド)
現在は坂路1〜2本を18〜20秒ペース(週に2回は16〜18秒ペース)のメニューで調整中です。ノルマンディーファーム在厩の牡馬に比べるとペース自体は緩いものの、坂路の勾配がきついこともあり、同等以上の負荷を掛けることができています。スピード感に富んだ力強い動きはとても魅力的で、競馬場で疾走する日が今からとても楽しみです。精神的な成長も見られ、ここまでの成長度合いは申し分ありません。




メルドオール
2015/3/19 (栗東トレセン)
明日20日(金)に栗東近郊の信楽牧場へ移動予定でしたが、今朝の運動中に歩様の乱れがあり、再度トレセン診療所内でエコー検査をおこなったところ、腸骨に僅かな骨折線が確認されました。
そのため、近日中に一旦、小野町経由で北海道ノルマンディーファームに移動し、夏競馬での復帰を目指す予定に変更させていただきます。
「獣医師からは、骨折線に治癒過程が確認できることから、今回よりも以前に骨折した可能性が高いと診断を受けました。これまで、日々の調教では兆候や症状を見せたことがありませんし、前走のレース中にその箇所に強い衝撃が走ったのだと思われます。やむなく予定を変更せざるを得ませんが、まずは患部を完全回復させて夏競馬から復帰させたいと思います」(昆貢調教師)

2015/3/18 (栗東トレセン)
★3/14(土)中京 3歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手 結果━
レース後、17日(火)にトレセン内の診療所で診察をおこなったところ、骨には異常なく背から腰にかけての筋肉障害からくる寛跛行と診断されました。
近日中にトレセン近郊の信楽牧場に一旦放牧し、状態を見ながら次走に向けて立ち上げて行きます。

「今朝も軽く運動をおこないましたが、歩様も特に問題はなく大事に至らなくて本当に良かったと思います。レースを止めた際に、しばらく背腰に震えが見られたようですし、獣医師の診断からも突発的な筋肉痛を発症してしまったようです。馬の状態やテンションの高さを見る限り、このまま厩舎で調整していって2〜3週間で競馬というのは酷に思えますので、一旦リフレッシュさせて立て直し、1回新潟開催(5/2〜)の後半を目標にしていけたらと思っています。ご心配をおかけして申し訳ありませんでした」(昆貢調教師)

2015/3/14 (中京競馬場)
馬体重:430kg
★3/14(土)中京 3歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手 結果━
レース後、競馬場診療所において診察をおこなった結果、右寛跛行と診断されました。

「スタート直後に他馬と接触し、トモ(後肢)を落としてリズムを崩した走りとなり、異常を感じたため3角付近で大事を取って止めました」(四位洋文騎手)

岡江助手
「診療所でのレントゲンを見るかぎりでは骨に異常はなく、おそらく筋肉痛が原因で発症したのではないかと思われます。小柄でもトモがシッカリしている馬なので、これまで調教でも見せたことのない症状ですし、馬運車に乗せる際は歩様はもうスムースでしたので、突発的に起こったのではないでしょうか。栗東トレセンに戻ってから再度、詳しく検査する予定です」

2015/3/12 (栗東トレセン)
☆3/14(土)中京 3歳未勝利(芝1600m)四位洋文騎手
11日(水)にCWコースで6ハロンから0.4秒追走して併せ、80.9-65.6-52.2-39.4-14.1を一杯に追い切りました。「追い切りの遅れは、前半が速すぎてバテたのと馬場が悪かったためで問題ありません。先週は調整を軽めにセーブしたので、馬体重もだいぶ戻ってきています。前走後も至って順調で引き続きいい状態ですし、マイル戦への対応もだいぶ板についてきましたので、何とか今回は好結果を出してほしいですね」(昆貢調教師)

2015/3/5 (栗東トレセン)
現在は馬場で軽めに乗られています。「父譲りの燃えるような気性の持ち主で、気持ちが入り過ぎていたためか、前走後からの体の減りが思うように戻ってきません。小柄な馬体ですし、あまり間隔を詰めて使っていくタイプではありませんが、未勝利を勝ち上がるまではそうも言っていられませんからね。休み明けを2回使って中身は出来ているので、この中間は追い切りをおこなわずに軽めのメニューで調整しています。当該週はビッシリ追い切るつもりですが、来週3/14(土)3歳未勝利(中京芝1600m)を四位洋文騎手で予定しています」(昆貢調教師)