近況

一口馬の近況です。



メルドオール
2016/6/24 (栗東トレセン)
「調子は変わらず良いですし、前走時の状態をキープできていますよ。栗東も日中はだいぶ暑さが増してきましたが、いまのところ夏負けの兆候は見られません。週末から時計を出していく予定で、次走は7/2(土)中京・御在所特別(500万下・芝1600m・混)を含め、来週の番組から登録していきます。中京開催は芝の適鞍が少なく、どうしても同厩ラテラルアークと番組が被ってしまう可能性もありますが、より適性のある条件で走らせたい考えですのでご理解いただけると幸いです」(昆貢調教師)

2016/6/17 (栗東トレセン)
★6/11(土)阪神・3歳上500万下(芝1800m)鮫島良太騎手 結果着
「スタートから最初のコーナーまで距離が長く、スローの上がり勝負が見込める阪神の芝1800mは間違いなくメルドオールに向いていた条件。鞍上の手応えも道中は抜群に映っていただけに、直線はもっと弾けてもらいたかったのですが…。ただ、降級組もいて少し手強いメンバー構成でしたので、相手次第ではもっとやれるでしょう。レース後も馬体や脚元にダメージは見られませんので、もう少し様子を見て状態に問題がなければ、このまま3回中京開催(7/2〜)を使っていきます」(昆貢調教師)

2016/6/11 (栗東トレセン)
馬体重:424kg
★6/11(土)阪神・3歳上500万下(芝1800m)鮫島良太騎手 結果9着
「一度使ってガス抜きもできたのか、中間は落ち着いて稽古にも臨めていたし、今日もパドックで若干チャカついてはいましたが許容範囲。道中は折り合いもついて、反応も悪くありませんでした。降級馬や勢いある3歳馬もいてメンバーが揃っていた印象ですが、それほど負けていませんからね。メンバー次第で500万クラスは十分やれると思います」(鮫島良太騎手)

2016/6/9 (栗東トレセン)
☆6/11(土)阪神・3歳上500万下(芝1800m)鮫島良太騎手
8日(水)にCWコースで6ハロン82.0-66.2-51.7-38.3-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「鞍上とのコンタクトがしっかりと取れていて、指示にも瞬時に反応できていました。動き、気配ともに一度使った上積みは十分感じられますし、前走が500万クラスにメドの立つ競馬。降級組や素質ある3歳馬もいてメンバーは薄くありませんが、ここで通用するようならクラスが上がってもやっていけますからね。まだまだ奥深さを感じさせる馬ですよ」(昆貢調教師)

2016/6/3 (栗東トレセン)
1日(水)にCWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、80.1-64.9-50.5-37.7-12.8を一杯に追い切りました。「併走馬(ミュートロギア)に遊ばれるような追い切り内容となってしまいましたが、相手は普段から調教駆けする馬だからね、時計も優秀ですから心配無用です。レースを使った後もガタっとくることはなく、落ち着いたテンションを保てているので上積みが十分に期待できそう。阪神コースに替わっても前進が見込めると思います。次走は来週6/11(土)阪神・4歳上500万下(芝1800m)を鮫島良太騎手で向かう予定です」(昆貢調教師)



ゴルディオン
2016/6/24 (グリーンファーム)
先週18日(土)に滋賀県・グリーンファームに移動しています。
「現在は全長600mの坂路をダク1本、キャンター2本(20秒ペース)のメニューで調整しています。もともと肩の出や歩様に硬さを感じさせる馬ですが、レースのダメージがまだ残っているためか、この中間もなかなかほぐれてきません。前回お預かりした時と比べてだいぶ走りに前向きさが感じられますので、なんとか良い状態で次走に臨めるようケアしていきたいと思います。前走で減った馬体重を戻しつつ、週末からは乗り込み量も増やしていくつもりです」(担当者)

2016/6/17 (栗東トレセン)
★6/12(日)阪神・3歳未勝利(芝2000m・混)国分恭介騎手 結果12着
「道中の走りからはだいぶ常識掛かってきた印象ですが、まだトモに力強さが欠ける分、ペースが上がると騎手頼みの推進になってしまいますね。心身ともにまだ幼さが残っているだけに、そこは経験や稽古を積んでいくうちに解消されてくるウイークポイントでしょう。この後は中京・小倉とローカル開催が続きますが、前々走のように積極的に動いていく競馬ができれば、現状ゴルディオンにはより動ける条件だと思います。レース後、コズミ気味に歩様が硬く伸びやかさが感じられないため、一旦近郊へ放牧に出そうと考えています。程度は軽く映るため、二週間もあればほぐれてくるでしょう。次走は7/16(土)中京・3歳未勝利(芝2200m・混)もしくは7/23(土)の同(芝2000m・混)を目標にするつもりです」(宮徹調教師)

2016/6/12 (阪神競馬場)
馬体重:488kg
★6/12(日)阪神・3歳未勝利(芝2000m・混)国分恭介騎手 結果12着
「ゲートの中で前掻きをする素振りを見せ、スタートで少し出負けしてしまいました。今日はレース前から気持ちが入っている感じでしたが、道中も前走と比べてだいぶ集中して走れていました。だんだんと常識がかって競馬の形になってきているものの、ペースが上がると追走するのに手こずります。最後までバテてはいませんが、直線ヨーイドンのような競馬ではまだ厳しいですね」(国分恭介騎手)

2016/6/9 (栗東トレセン)
☆6/12(日)阪神・3歳未勝利(芝2000m・混)国分恭介騎手
5日(日)に坂路コースで4ハロン57.0-41.8-27.2-13.9を単走で馬ナリに追われ、9日(木)にも坂路コースで4ハロン54.4-39.4-25.6-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「週初めに少し飼い葉食いが落ちたため、最終追いを木曜日に変更しました。レースでも騎乗予定の国分恭介騎手が跨り、終いをサッと伸ばす指示で追い切りましたが、雰囲気は良かったと思いますよ。脚元がモヤつくこともありませんし、問題なく今週の競馬に向かえる状態です。未勝利戦も熾烈な争いになってきた証拠で、前走5着内の権利持ちが多数出走してきますが、素質は上の存在と見込んでいますので前進を期待しています」(宮徹調教師)

2016/6/3 (栗東トレセン)
2日(木)に坂路コースで4ハロン56.1-41.7-27.6-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「左前の中筋内側に見られた腫れが治まり、この中間はコンスタントに乗り込むことができています。時計は平凡に映るかもしれませんが、以前よりも走りに前向きさが感じられてハミをしっかり取っている点は好感が持てます。一旦ペースを緩めたため、この後の状態を見てレース選択するつもりですが、来週6/12(日)阪神・3歳未勝利(芝2000m・混)もしくは6/25(土)の同(芝1800m・混)に向かう予定です」(宮徹調教師)





メイズオブオナー
2016.06.15
メイズオブオナーは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000m、ダートコース・ダク1000m→キャンター2000m(1ハロン22〜25秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×2本(1ハロン15〜20秒ペース)。5月31日(火)測定の馬体重は473kg。
・当地スタッフ 「ハロン15秒の稽古を課すのは週1、2回の割合。馬自身の雰囲気、馬場コンディション等を踏まえてメニューを組み立てています。始めたばかりの頃に比べると、段々と余裕を持って頂上へ到達できるように。このまま更なる高みを目指しましょう」




ブライトメモリー
16.06.15
グランデファーム在厩。おもにBTCの屋外ダートトラックにてハロン17〜20秒ペースのキャンター3200m、または坂路にてハロン17〜18秒ペースのキャンター2本を乗り込まれています。馬体重479kg(6/11測定)
「トレ−ニングを積むにつれて大分しっかりしてきましたので、比較的閉ざされた空間となる坂路から、今は周囲にも馬がたくさんいるトラックの環境をメインに。すでに落ち着いた状態で調教に励んでくれているように、慣れが進み、精神的にも進歩が見られますね。良く言えば身のこなしの柔らかさ、ともすると緩さにもつながりかねない走りには、背中に少しずつ芯が入り始めており、見た目にもひと回り大きく見せるなど、あらゆる面で成長が進んでいる印象です。相変わらず張り艶が良く、好バランスが目を引く馬体をしています」(衣斐代表)

16.06.09
競走馬名は「ブライトメモリー :Bright Memory」に正式決定。母名の一部+英語で“思い出”。輝かしい思い出を作ってくれるような馬になって欲しいとの願いが込められています。