近況

一口馬の近況です。



2015.12.15
キャサリンオブアラゴン'14は、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000m、ダートコース・ダク1000m→キャンター2000m(1ハロン22〜25秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×1本(1ハロン20〜22秒ペース)。11月30日(月)測定の馬体重は452kg。
・当地スタッフ 「華奢な身体付きで成長の余地を多分に残す外見ながら、跨ってみると結構なスピードを秘めていそうです。時折、牝馬特有のピリピリ感が窺えるとは言え、特別に神経質なタイプとも異なるでしょう。まずは基礎体力をしっかりと養おうと思います」
※2016年1月より毎月15日、30日に定期更新を行ないます。




パラヴィオ
2016/1/8 (美浦トレセン)
馬体重:458kg
松風馬事センターで順調に調整され、本日8日に帰厩しました。
「もう少し腹袋は欲しいところですが、体をふっくら見せています。放牧先でも緩めずに年末から速めも乗ってもらっているので、短い期間でレースまで持っていけるでしょう。1回中山開催の最終週(1/23.24)ダート1200m戦で使いたいと考えています」(国枝栄調教師)

2015/12/24 (松風馬事センター)
★12/19(土)中山・ 2歳未勝利(ダ1200m)内田博幸騎手 結果16着
レース後、20日(日)にトレセン近郊の松風馬事センターに移動しました。
「調教の動きから一変の内容を期待して臨んだレースでしたが、四角手前で早々と手応えがなくなりポジションを落としてしまいました。乗り込み量は足りていてスタミナが不足している感じもしないので、ウッチー(内田博幸騎手)がコメントしていたように現状ではひと脚しか使えないタイプなのかもしれません。レース後も馬体や脚元に異常は見られませんが、少し間隔を空けないと出走できない状況のため、一旦近郊に短期放牧に出しました。次走は1/23(土)中山・2歳未勝利(ダ1200m・牝)を考えており、次はジックリ後ろから行って終いに脚を使う作戦でいくつもりです」(国枝栄調教師)





ゴルディオン
2016/1/7 (栗東トレセン)
1月3日(日)に坂路コースで4ハロン56.7-41.4-27.2-13.4を単走で馬ナリに追われ、6日(水)にも坂路コースで4ハロン55.5-41.0-26.7-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「まだ速めをビッシリとは追い切っていませんが、ここまで時計になる本数は乗り込んでいますので体力的にはレースに向かう態勢が整いつつあります。動きを見る限り、やはり半兄ベストウォーリアや半姉フォンタネットポーが結果を出しているダート短距離戦を最も得意としそうなタイプに映るものの、前向きな気性でフットワークやトモの使い方からは芝も決してこなせない印象は受けません。テンから無理せずともスッと先行できるようなスピードを持ち合わせている印象です。将来性も含めて路線を決めていく上で、デビュー戦に関しては今のところ1/24(日)京都・3歳新馬(芝1600m・混)をミルコ(M.デムーロ騎手)で行ってみようと考えています。来週あたりに一度、芝コースでキャンターをおこなって最終的に判断するつもりです」(宮徹調教師)

2015/12/24 (栗東トレセン)
20日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、56.6-42.6-28.4-14.3を馬ナリに追われ、23日(水)にはゲート試験を合格しました。「ゲートを前にするとピリピリした面を見せるようになってきたため、練習から少し間隔を空けて試験に臨みましたが、スムーズな枠入りで発馬も速く、加速もしっかりできていて見事に一発で合格できました。馬力があるので、兄姉(ベストウォーリア、フォンタネットポー)同様にダート戦を得意としそうなタイプですね。これから速めを追い切っていって距離適性は掴んでいきますが、1月末あたりの京都開催でデビューさせられたらと考えています」(宮徹調教師)


無難にダート希望。