近況

一口馬の近況です。



2016.03.30
メイズオブオナーは、三石・ケイアイファーム在厩。ウォーキングマシン60分、並脚1000m、ダートコース・ダク1000m→キャンター2000m(1ハロン22〜25秒ペース)、ウッドチップ坂路コース・キャンター1200m×2本(1ハロン18〜20秒ペース)。
・当地スタッフ 「ピリピリムードが漂う頻度が減ったのは喜ばしい限り。その点がプラスに出たようで、線の細さも徐々に解消しています。順調に進んでいる牝馬は4月に入った段階でハロン15秒ペースへ踏み込む予定。次のステップへ備えて鍛錬を重ねましょう」




パラヴィオ

2016/4/1 (松風馬事センター)
馬体重:454kg
「現在は角馬場で長めにダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限18秒ペース)のメニューで調整中です。増えてはいないものの、乗り進めても体が減らない点は好感が持てますね。調教の動きからはもっとやれていいはずですし、メンタルの脆い部分が実戦で大きく影響しているのかもしれません。レースに向けてトレセンへ送り出せる態勢は整いましたので、あとは何とか結果につながってくれればと期待しています」(担当者)

2016/3/25 (松風馬事センター)
馬体重:450kg
「現在は角馬場で長めにダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。馬体重は横ばいでも、乗り込みながらの数字で細身には映りません。時間が経過しているとはいえ、動きを見る限りは心房細動を発症した影響も皆無に思えます。パンチ力には欠けるものの、もう少しやれていいはずの馬ですので次はなんとか前進してほしいですね」(担当者)

2016/3/17 (松風馬事センター)
馬体重:428kg
★3/15(火)名古屋・ストロベリー賞(交流・中央未勝利・ダ1400m)大畑雅章騎手 結果:競走中止
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、16日(水)に移動しました。
「レース翌日にトレセン診療所で診察を受け心電図も確認しましたが、異常は認められませんでした。飼い葉食いも旺盛で428kgと回復してきています。美浦所属の出走馬がパラヴィオン一頭だけで、帯同馬なしでの初輸送が大きく影響し、肉体的にも精神的にも疲労が著しく、レース中に心房細動を発症したものと考えられます。自分も名古屋競馬場で臨場し、普段通りの歩様と雰囲気に映ったのですが、申し訳ありませんでした。スピードとセンスがある馬なので、その能力を出し切れる状態であれば、これまでとは違った結果になると思っています。もう一度ラストチャンスをください。2〜3週間程度のリフレッシュを挟み、1回福島最終週(4/23.24)もしくは1回新潟開幕週(4/30.5/1)に向かいたいと考えています」(加藤和宏調教師)




ゴルディオン

2016/4/1 (グリーンファーム)
「現在は全長600mの坂路をダク1本、キャンター3本(18〜20秒ペース)のメニューで調整しています。中間もコンスタントに15-15の時計消化を行えており、体つきはあまり変わってこないものの、着実に筋肉量は増してきている印象です。もっと背肉が乗ってくれば逞しさも増しますし、まだまだ変わってくる余地の大きい馬だと思います。昨日来場した宮調教師は『来週もしくは再来週までには帰厩させるつもりです』と話されていますので、良い状態で送り出せるようしっかり態勢を整えていきます」(担当者)

2016/3/25 (グリーンファーム)
「現在は全長600mの坂路をダク1本、キャンター3本(18〜20秒ペース)のメニューで調整しています。本日15-15の時計消化をおこないましたが、動きはまだ可もなく不可もなくといった具合であまり目立ってこないですね。関節に硬さがあるためか体を上手に使って走れていない印象ですし、体幹を鍛えてやることが現状からは一番の課題のように思えます。もっとストライドが伸びるようなフォームで走れれば、雰囲気は持っている馬ですし、ガラリと変わってくるはずですよ。メンタル面にも多分に幼さを残していますが、そのあたりは少し成長を待つ必要があるでしょう」(担当者)

2016/3/18 (グリーンファーム)
「現在は全長600mの坂路をダク1本、キャンター3本(20秒ペース)のメニューで調整しています。到着当初から背腰やトモに若干の疲れが見られましたが、まだ全体的に硬さが少し残っている状態です。それでも徐々に上向いてきていますので、来週からはペースアップして15-15の時計消化をしようと思います。単走では集中して走れているものの、併せ馬になると集中力に欠ける面が見られますので、そのあたりは特に注意しながら進めていくつもりです」(担当者)




メルドオール

2016/4/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:449kg
中間に右後肢に外傷を負ったため大事を取って4日間騎乗を休ませましたが、傷は治まってきていることから、本日1日から馬場入りを再開し、馬場を1周した後に坂路を軽めに1本登りました。もう少しふっくらさせたいところですが、この馬の体型でもあるので割り切って進めていきたいと考えています。休ませてもテンションが上がることもなく、精神的に落ち着いて過ごせているのは好印象です。この後は様子を見ながら負荷を強めていきます。

2016/3/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:446kg
今週から馬場入りを開始しており、現在は馬場2周と坂路1本を22秒ペースのメニューで調整中です。到着当初はピリピリしていましたが、徐々に落ち着きが出てきており、体付きにも少しずつ余裕が出てきました。全体的にもう少し丸みを帯びたシルエットになれば理想的ですが、脚元にも不安はなく、今後もこの調子で進めていくことができそうです。今後も1回新潟開催(4/30〜)を視野に入れて乗り込んでいきます。

2016/3/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:434kg
12日(土)に福島県のノルマンディーファーム小野町に移動しました。
現在はウォーキングマシンの運動をおこなっており、1日に1時間ほど歩かせています。まだアバラが浮いて体付きは細く映りますが、体型的なものもあるので心配はしていません。以前よりも後肢に力が付いて踏み込みも力強くなりました。1回新潟開催(4/30〜)を目標にしており、来週から軽めの騎乗を開始することになっています。



走るのがおらんとつまらんな